子供に雑穀米を与えるとどのような効果があるのでしょう。
雑穀米に含まれる栄養素や危険性を解説してきます。
子供に与える雑穀米って危険なの?
雑穀米と検索すると、「雑穀米 子供 危険」というワードが出てきますよね。
そもそも本当に危険なのでしょうか?
答え:雑穀米は危険ではありませんよ!
雑穀米とは
雑穀米は、あわ、ヒエ、キビ、ハト麦、もち麦、押し麦、黒米など複数の穀物を白米に混ぜ込んだものです。
また、雑穀は病害虫に強いため農薬が少なく済み、寒冷地や荒れ地など厳しい環境でも栽培できる植物です。
雑穀米の栄養素と健康効果
雑穀は種類によってさまざまな栄養素を含むため、白米だけでは足りないような、ビタミンやミネラル、食物繊維やポリフェノールなどの豊富な栄養をバランス良く摂取することができます。
雑穀米は何歳から食べられる?
何歳からという明確な基準はありません。
雑穀は固いものが多く、よく噛むことにつながります。
しかし、咀嚼力や消化吸収能力が発達途中だと、丸飲みをしたり、消化できずに下痢になったり、からだの負担になることが心配されます。
子供の奥歯が生えそろい、食べ物を奥歯でしっかり噛めるようになってから。
消化機能が整ってくる、3歳以降を目安に始めてください。
なお、細かくすり潰すことができないので、離乳食にはNGです。
雑穀米のデメリット
胃腸が弱い人は、食物繊維が豊富な雑穀米を食べることで、腹痛や下痢といったお腹を下してしまう症状を引き起こす恐れがあります。
そして、雑穀米には、アブシジン酸とフィチン酸と言われる発芽毒。
また、無機ヒ素が含まれている可能性があると指摘されています。
しかし農林水産省によると、バランスの良い食生活を心がけていれば、食品を通じて摂取することによる健康への問題はないとのことです。
栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
雑穀米の炊き方
白米と混ぜて炊きましょう。
先に白米を洗い、その後雑穀米をそのまま入れます。
軽くかき混ぜてから、炊飯してください。
まとめ
- 雑穀米には白米だけでは補えない栄養素が多く含まれている
- 雑穀米は食物繊維が豊富なため消化しにくい場合がある
- 白米に混ぜるだけで手軽に炊くことができる
- 雑穀米は危険ではありません