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子育て

端午の節句は何をする?飾り物や縁起物も解説。

毎年5月5日は端午の節句。
男の子の成長をお祝いする日です。
節句とは季節の節目の行事のことを指します。
(毎年3月3日は女の子の桃の節句ですね。)

この記事では「端午の節句」を簡単に解説していきます。

ちなみに、5月5日は「こどもの日」でもあるので、男の子女の子もお祝いする日ですね。

端午の節句で飾るもの

五月人形(家の中に飾るので「内飾り」とも呼ばれます)
五月人形には「男の子の身代わりとなって病気や災いから守る」という意味が込められています。

  • 鎧兜よろいかぶと 飾り
    鎧に兜、刀剣や弓など戦いに出向く姿一式を揃えたもの。節句飾りの中でもいちばん豪華なものです。

  • かぶと飾り
    頭にかぶる兜だけを飾るシンプルなお飾り。

  • 武者人形むしゃにんぎょう飾り
    武士の姿や金太郎人形

鯉のぼり(家の外に飾るので「外飾り」とも呼ばれています)

  • 鯉のぼりは元々、男児が誕生したと天の神に告げ、子どもを守ってくれるように願って飾ったものです。
  • 「鯉が竜門の滝を登ると竜となって天をかける=登竜門」という意味から、成長と出世の願いが込められています。

端午の節句は何をする?

五月人形や鯉のぼりを飾り、ご家族や親戚で縁起の良い料理を食べるのが一般的なお祝いの仕方です。

飾りはいつからいつまで出しておく?

五月人形や鯉のぼりを飾り始める時期は、一般的に3月20日の春分の日から4月中旬あたりがよいとされています。
なお、飾り物を前日の夜に準備して当日だけ飾るのは「一夜飾り」といわれ、タブーとされていますので、前もって準備をしましょう。
端午の節句が過ぎたら、5月中旬までの、天気の良い日に片付けるといいでしょう。

飾りの準備について

端午の節句に飾る五月人形や鯉のぼりは、母方の実家が用意するのが昔ながらの風習とされてきました。
しかし、これに当てはまらない地域もありますので、ご家族と相談して決めるとよいでしょう。

縁起物

  • 柏餅かしわもち
    柏は、新芽が出るまで葉が落ちないことから、後継が絶えない縁起物とされています。
  • ちまき
    元は中国から伝来したもの。
    その昔、人々と龍が対立しており、龍が苦手な「れんじゅ」と呼ばれる葉と邪気を払う5色の糸で作られた ちまきを作っていたことが由来のひとつ。
    災いを除けるという縁起物とされています。
  • 菖蒲湯しょうぶゆ
    菖蒲の根や葉をお風呂に入れること。
    菖蒲は古くから病邪を払う薬草と考えられていて、長寿や健康を願いが込められています。

お子さまの毎年の大切な行事。
一度覚えてしまえば、毎年慌てずに準備できますね。
ぜひ参考にしてください。